5)カメラの手ぶれ補正機構
イメージセンサーシフト式手ぶれ補正
振動ジャイロ機構で手ぶれを関知し、CCDなどのイメージセンサー(撮像素子)を手ぶれに応じて移動させる事によって光軸を正確に当てる方式。
当時のミノルタ(現コニカミノルタ)がAnti-Shake方式として、2003年に発売した「DiMAGE A1」に初めて搭載した。その後リコーが2005年に発売した「Caplio R3」に、またペンタックスが2006年に発売した「Optio A10」にはSR(Shake Reduction)方式という名称で、オリンパスも「μ750」で、共にほぼ同様のシステムを搭載した。また、デジタル一眼レフではコニカミノルタが「α-7 Digital」にAnti-Shake方式の機構を搭載、ソニーがコニカミノルタより開発/販売を受け継いだαシリーズでは、名称がAnti-ShakeからSuper Steady Shotへ変更され、更に補正精度等が強化されている。ペンタックスもK100D/K10DにSR方式の補正機構を組み込んだ他、オリンパスもE-510に「IS(IMAGE STABILIZATION)」と銘打った補正機構を組み込んでいる。
本体に補正機構を組み込む事で、レンズ自体に補正レンズを組み込む必要が無く、一眼レフカメラなどレンズ交換式カメラにおいては既存のレンズをそのまま利用する事が可能、手ぶれ補正の作動によって画質が全く低下しないというメリットがある。この機構を応用して、起動時にイメージセンサーを微振動させ埃を弾き飛ばす「アンチダスト機構」を備えた機種も出てきている。
欠点としては、前述の光学式手ぶれ補正に比べた場合に、特に望遠レンズでファインダー内の像には効果がないことが挙げられる。またイメージセンサーが大きくなるとその可動領域を確保するために設計が難しくなるという側面がある。
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