コンパクトフラッシュメモリーカードのあゆみ
本来のCF規格の目的である、フラッシュメモリなどを使ったメモリーカード。CF規格では「コンパクトフラッシュストレージカード (CompactFlash Storage Card) 」となっているが、ここでは一般に使われる事の少ない「ストレージカード」との表現を避け、一般的な「メモリーカード」として表記する。
PCカードATAと68ピンATAとの両用、5V電源と3.3V電源との両用、アドレス2kB制限、電流容量5V電源時100mA・3.3V電源時75mAまでの消費電流制限など、PCカードの一部仕様のみを必須として一部仕様を制限して採用した簡略仕様となっている。外形寸法は42.8mm×36.4mm×3.3mmのタイプ1と、42.8mm×36.4mm×5mmのタイプ2の二種類が基本だが、CFスロットからはみ出す物や、はみ出した部分がさらに厚くなった物へも対応している。
IDEインターフェースカードなど。
CF+カード
CFとして必須仕様の一部不採用や、電源容量などの拡張を採用できる、CF規格を拡張したCF+規格のカード。
どちらの電圧でも500mAまでの電流容量の拡張や、片方の電圧のみの対応や、68ピンATA互換の不採用など、CF規格からの逸脱部分が追加定義された。外形寸法もCFタイプ1よりもさらに下側を1mm以上厚く拡張された42.8mm×36.4mm×最小4.3mmのCF+拡張タイプ1がある。CF+拡張タイプ1のスロットからはみ出す物や、はみ出した部分がさらに厚くなった物へも対応している。
電流容量の500mAまでの拡張。CFハードディスク、マイクロドライブなど消費電力のみでCF+になっている物もある。
68ピンATA互換のTrueIDEモードの不採用。ATA互換で無いI/Oカードの全て。
対応電源電圧3.3Vのみのカード。一部PHSカードなどで消費電力を拡張制限内に抑えるために低電圧のみの採用など。
規格のあゆみ
1.0 (1994年) : 初リリース。PIOモード0~2(55倍速8.3MB/s)。
1.1 : コネクターの図面を追加。
1.2 : 図面にミリメートル寸法から変換したインチ寸法を追加。
1.3 (1998年) : CFタイプ2を追加。CFソケット・CFアダプターの図面を追加。
1.4 (1999年) : CF+を追加。ATAコマンドを更新。CF+ & CompactFlashへの名称変更。消費電力とTrueIDEモードについて。電源管理機能の設計図を追加。CFタイプ2ソケット、CFタイプ2アダプターを追加。CF/CF+タイプ1表面実装カードスロットの図面を更新。
2.0 (2003年5月) : ATA-4に合わせた、PIOモード3と4(111倍速16.6MB/s)やコマンドの追加更新。CRC誤り検出再送。CFタイプ2からPCMCIAタイプ2への変換アダプターを追加。著作権保護規格CPRMを追加。長い外形寸法を追加。CFアダプター配線表変更。
2.1 (2004年5月) : TrueIDEモードにMultiword DMA0~2(111倍速16.6MB/s)を追加。
3.0 (2004年12月) : TrueIDEモードにUltra DMA0~4(444倍速66.6MB/s)を追加。PCカードモードにPIO4~6相当(166倍速25.0MB/s)とTrueIDEモードにPIO5と6(166倍速25.0MB/s)を追加。TrueIDEモードにMultiword DMA3と4(166倍速25.0MB/s)を追加。
3.1 : 4.0 (2006年5月) : PCカードUDMAモード0~6(888倍速133MB/s)とTrueIDEモードにUDMA5と6(888倍速133MB/s)を追加。
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